妻鳥陵墓参考地「東宮山古墳」展
会期
2024年10月1日(火)~ 2024年12月8日(日)
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会場
四国中央市歴史考古博物館 特別展示室ほか
観覧料
無料
内容
東宮山古墳は明治27年3月に地元住民によって発見され、翌年12月に陵墓参考地に治定され、妻鳥陵墓参考地「東宮山古墳」として広く知られています。
発見された三葉環頭柄頭・衝角付冑などの武具、馬鐸などの馬具、水晶玉などの装身具、須恵器といった多種多彩な副葬品については地元役場から宮内省(現宮内庁)に移され今日に伝わっています。近年になり宮内庁での再整理が行われた際、これらの多くが未整理状態で保管されており、調査の結果、当墳墓の出土品であることが確定しました。
また、墳墓の発見から陵墓参考地として治定されるまでのやり取りを記した公文書や発見された遺構、遺物を記録した絵図等の資料も現存しており、発見当時の様子を伺い知ることができます。
東宮山古墳発見から130年目となる今年、四国中央市発足20周年を記念し、宮内庁所蔵の資料や当時の文書を一挙に展示します。40年ぶりに東宮山古墳の出土品が当市で展示される特別な機会に、妻鳥陵墓参考地「東宮山古墳」への理解を深めてみませんか?
※当特別展は宮内庁の特別な許可を得て開催しています。特別展会場内の資料は撮影禁止です。あらかじめご了承ください。