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〔2-41-001〕  国指定 史跡


宇摩向山古墳(ウマムカイヤマコフン)


宇摩向山古墳  古墳時代終末期の横穴式石室墳で四国でも最大級の巨石墳である。単一墳丘上に緑色片岩を用いた2基の石室が南面に平行して開口しており、所謂一墳丘二石室墳と考えられる。1号石室はほぼ完存しており、奥壁と両側壁が共に一枚石で形成されている。
 全長11.4m(玄室4.0m/羨道7.4m)、幅は玄室で最大2.48m、羨道で最大2.54mであり、高さは玄室で最大2.42m、羨道で1.59mを測る。2号石室は現在埋没状態だが、露出している石材等からは1号石室よりもさらに巨大な石室であることが容易に想定でき、全長約14.3m以上、高さは玄室では3.8m前後と考えられる。また、墳丘は東西70m、南北46mを測り、四国最大にして全国屈指の長方形墳であることが近年の調査により明らかになっている。

指定日:2011(平成23)年09月21日
所在地:金生町下分乙18-2


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