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〔2-43-001〕  国指定 天然記念物


下柏の大柏(シモカシワノタイハク)


下柏の大柏  この木は根回り14.3m、目通り8.34m、樹高約14mで樹齢1,000年を越すと言われ、古くから下柏の大柏、通称柏の木(はくのき)として知られる巨木である。元来イブキは成長が遅く、このような巨樹になるためには極めて長い年月を有するものである。この木の所在地の地名(柏村)は、この巨樹に由来する。
 主幹は約30度西に傾斜しつつ右回りにねじれながら直立し、地上4mから5m付近で5幹に分岐している。枝張りは東西22m、南北15mである。主幹下部に空洞があり、内部に天明3(1783)年寄進の地蔵菩薩像が安置されている。

指定日:1924(大正13)年12月09日
所在地:下柏町1440


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