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〔3-11-002〕  県指定 建造物


天満神社本殿(テンマジンジャホンデン)


天満神社本殿  大地山にあって古くから八幡神を、後に天神を祀った天満神社は、その本殿に大きな特徴を有している。
 三間社流れ入母屋造りに、檜皮葺となっており、流れの向拝は4本柱で支えられて、両端は虹梁でつなぎ、中2本は手挟で支えている。向拝の軒には小さな唐破風をつけ、軒は2軒、繁垂木、組物は三手先の詰組となっており、妻に1本の虹梁を渡し、大瓶束を立て、三つ花懸魚を飾る。これらは和様と唐様混合の桃山風建築の造りである。
 現在の社殿の建造は、棟札により安永4年(1775)であることが分かっている。

指定日:1992(平成4)年03月17日
所在地:土居町天満2720


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