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〔3-32-001〕  県指定 無形民俗文化財


鉦踊り(鐘踊り)(カネオドリ(カネオドリ))


鉦踊り(鐘踊り)  新宮町西庄(にっしょう)の大西神社の祭礼(旧暦8月1日、現在は8月最終日曜日)に奉納される踊りである。天正5年(1577)、土佐の長宗我部元親と戦って自刃した轟城主大西備中守元武の霊を慰めるための踊りであるという。
 神社の前庭に笹を立て、しめ縄を円形に巡らして、その中で踊る。構成は、猿田彦1名、棒振り1名、まさかり4名、薙刀4名(女性)、裃姿の鉦10名、締太鼓2名の22名が乱舞する勇壮な踊りである。踊り一庭に約40分を要し、昔は夜を徹して三十三庭踊っていたが、今は三庭で、最後に「やれとう」を踊って終わる。古風をよく伝承した県下の代表的な念仏踊りである。

指定日:1968(昭和43)年03月08日
所在地:新宮町上山


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