四国中央市の文化財「赤石山の高山植物」

〔3-43-008〕　　県指定　天然記念物

赤石山の高山植物（ｱｶｲｼﾔﾏﾉｺｳｻﾞﾝｼｮｸﾌﾞﾂ）

　法皇山脈のうち、ハネズル山（標高1,282ｍ）以西の山系を赤石山系という。
　赤石山系の植物はきわめて多く、中でも権現越から銅山越にいたる地域には特に高山植物が多く自生している。タカネバラ、クロベ、ゴヨウマツ、コメツガ、ウバタケニンジン、ツガザクラ、ゴゼンタチバナ、コケモモ、アカモノなど数10種に及ぶ。標高1,700ｍ以下の所での高山植物の分布は、赤石山の大部分を占める橄欖岩(かんらんがん)地質をはじめとして、多様な鉱物を産出する特殊な地理的要因によるものである。

指定日：1957(昭和32)年12月14日
所在地：土居町・新居浜市別子山

四国中央市教育委員会文化振興課
TEL 0896-28-6043
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Cultural Heritage of S.C.