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指定・登録文化財紹介
〔3-43-012〕 県指定 天然記念物
棹の森(サオノモリ)
妻鳥町の中心部の平野の中にある、三皇神社の境内の森が棹の森である。ここは暖帯性常緑広葉樹林で、植物の種類も多く、この地方の植物分布を知るうえで貴重な森である。代表的な木はクスノキで大木が数本あり、最大のものはまわり6.2m、高さ約30mある。
この森には、ナギ、ホルトノキ、ヤマモガシ、ミミズバイ、ネズミモチ、クロガネモチ、バクチノキ、ヤブツバキ、カクレミノ等の常緑広葉樹や、エノキ、ムクノキ、センダン、カラスザンショウ、イヌビワなどの落葉広葉樹が繁茂している。高木の下にはシュロ、マンリョウ、ヤブコウジ、ベニシダなどの低木や、暖帯性シダ類が生えている。
この森は、昔は現在よりも南北に細長くのびていたので、棹のような森という事から、この名で呼ばれるようになったという。
指定日:1979(昭和54)年03月20日
所在地:妻鳥町606-2
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四国中央市教育委員会 文化振興課
0896-28-6043
bunka@city.shikokuchuo.ehime.jp
Cultural Heritage of S.C.
Release 2010/05/12
Update 2022/09/06
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