屋根は宝形造銅板一文字葺きに向拝一間、主屋に方三間二手先詰組の形式を持つ唐様(禅宗様)の建造物である。建築年代は、様式や残された露盤宝珠の銘から嘉永7年(1854)と考えられる。通常用いられる化粧垂木ではなく、彫刻が施された板軒で仕上げられた軒下に大きな特徴を有しており、丸彫りの技法で彫り出された龍頭が突き出している。
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