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指定・登録文化財紹介
〔4-11-008〕 市指定 建造物
安楽寺本堂(アンラクジホンドウ)
屋根は宝形造銅板一文字葺きに向拝一間、主屋に方三間二手先詰組の形式を持つ唐様(禅宗様)の建造物である。建築年代は、様式や残された露盤宝珠の銘から嘉永7年(1854)と考えられる。通常用いられる化粧垂木ではなく、彫刻が施された板軒で仕上げられた軒下に大きな特徴を有しており、丸彫りの技法で彫り出された龍頭が突き出している。
板軒彫刻を有する建造物の希少な類例であり、組物や彫刻類等、建物全体が優れた意匠を有する幕末期の建造物として貴重である。
指定日:2019(平成31)年03月26日
所在地:新宮町上山6198
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四国中央市教育委員会 文化振興課
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Cultural Heritage of S.C.
Release 2010/05/12
Update 2022/09/06
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