Home
>
指定・登録文化財一覧
>
指定・登録文化財紹介
〔4-12-016〕 市指定 工芸品
三皇尊懸仏(サンコウソンカケボトケ)
「懸仏」とは、もとは「御正体(みしょうたい)」と呼ばれ、神仏習合の時代、神社の祭神の本地仏として祀られていたものである。
この懸仏は、直径35pの円形の銅板に4体の尊像を打ち出し、下方には蓮の花、葉などの飾り金具を取り付け、周辺にも飾り金具が取り付けられている。全体に緑青が出ているが、まだ鍍金のあとが見られる。檜の四分板に張られ、上方左右に紐を通す環が付けられている。板の裏面に墨書がある。
「敬白 三皇谷御社 (中略)
大願主左近将監実門
応永三十五年戊申正月廿三日」 (応永35年(1428))
指定日:1978(昭和53)年03月13日
所在地:金田町金川1494
四国中央市教育委員会 文化振興課
0896-28-6043
bunka@city.shikokuchuo.ehime.jp
Cultural Heritage of S.C.
Release 2010/05/12
Update 2022/09/06
Copyright © 2004-2016 ShikokuChuoCity and n.y.f. All rights reserved.