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〔4-12-016〕  市指定 工芸品


三皇尊懸仏(サンコウソンカケボトケ)


三皇尊懸仏  「懸仏」とは、もとは「御正体(みしょうたい)」と呼ばれ、神仏習合の時代、神社の祭神の本地仏として祀られていたものである。
 この懸仏は、直径35pの円形の銅板に4体の尊像を打ち出し、下方には蓮の花、葉などの飾り金具を取り付け、周辺にも飾り金具が取り付けられている。全体に緑青が出ているが、まだ鍍金のあとが見られる。檜の四分板に張られ、上方左右に紐を通す環が付けられている。板の裏面に墨書がある。
 「敬白 三皇谷御社 (中略)
   大願主左近将監実門
   応永三十五年戊申正月廿三日」 (応永35年(1428))

指定日:1978(昭和53)年03月13日
所在地:金田町金川1494

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