Home
>
指定・登録文化財一覧
>
指定・登録文化財紹介
〔4-12-017〕 市指定 考古資料
広鋒銅鉾(ヒロサキドウホコ)
「広形銅矛」とも呼ばれる最終段階の銅矛で、出土が伝えられる鳩岡遺跡は「鉾尾神社」と呼ばれ、後世に信仰の対象となっていたようである。鋒部分を残して、半分以上が欠損している状況であるが、鉾尾の名称からも、かなり早い段階で欠損していたものと考えられる。
既に鋒は鋭利な刃物の面影は無く、「マツリの道具」として変化した弥生時代の武器形青銅器の最終形態を示している。市内で唯一の広形銅矛であり、武器形青銅器の分布と変遷を考える上で貴重な資料である。
指定日:1980(昭和55)年11月03日
所在地:新宮町上山鳩岡
四国中央市教育委員会 文化振興課
0896-28-6043
bunka@city.shikokuchuo.ehime.jp
Cultural Heritage of S.C.
Release 2010/05/12
Update 2022/09/06
Copyright © 2004-2016 ShikokuChuoCity and n.y.f. All rights reserved.