四国中央市の文化財「熊野神社鰐口」

〔4-12-022〕　　市指定　工芸品

熊野神社鰐口（ｸﾏﾉｼﾞﾝｼﾞｬﾜﾆｸﾞﾁ）

　富郷町下猿田地区に熊野神社がある。元暦元年(1184)、平家一門の苅田城太夫がここに落ちのびてきて創建し、氏神としたと伝える。
　鰐口は、直径20㎝、重さ1,890ｇで、下記の銘がある。
　　表面　「与州宇摩郡本庄竹林寺右志者金輪上皇天長地久為祈念願主幸門敬白」裏面　「応永十九年七月二日」
　この鰐口は、もとは下猿田の東方、元之庄の竹林寺という寺にあったが、竹林寺の火災後、この神社に移され社宝となった。

指定日：1984(昭和59)年03月21日
所在地：富郷町寒川山681-1

四国中央市教育委員会文化振興課
TEL 0896-28-6043
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Cultural Heritage of S.C.