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〔4-12-025〕  市指定 工芸品


熊野神社神剣(クマノジンジャシンケン)


熊野神社神剣  中世に神社祭礼用の神宝刀として使用されたと考えられる、三鈷有把剣(さんこゆうはけん)である。
 全長21.3p、刃渡り13.7p、最大幅1.9p、剣先部の3pに刃がついている。最大刃厚4.5o、鍔元に近づくと刃はなくなり、鍔のところが火炎状を呈し、ここに「八十宮」と刻まれている。把部は長さ4p、厚さ9o、ややふくらみをもつ六角柱で、ここに「藤原□□但馬□」と刻まれている。把先の先端部は、真言密教で使用される三鈷(さんこ)の形状となっている。

指定日:1986(昭和61)年02月15日
所在地:富郷町寒川山681-1

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