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〔4-12-028〕  市指定 工芸品


細形銅剣 2口(ホソガタドウケン)


細形銅剣 2口  土居町入野西番掛遺跡から出土したもので、最古期の青銅器である。韓國式銅剣とも呼ばれ、韓半島から伝わったこの種の青銅器の初現的な形態を示している。剣本来の「武器」としての機能を未だ保持しているが、出土状況等からみても、武器としてではなく「マツリ」の道具として用いられたものと考えられる。
 また、表面に見られる錆や接合関係から鋒を揃えて埋納されていたものと考えられ、その錆の状況から現在確認されている2点以外にも、さらに複数が同時に埋納されていたものと考えられる。

指定日:1986(昭和61)年12月12日
所在地:川之江町


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