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〔4-12-030〕  市指定 古文書


近世庄屋文書(西条藩土居組大庄屋、入野村庄屋、御領北野村庄屋)(キンセイショウヤモンジョ(サイジョウハンドイグミオオジョウヤ、イリノムラショウヤ、ゴリョウキタノムラショウヤ))


近世庄屋文書(西条藩土居組大庄屋、入野村庄屋、御領北野村庄屋)  加地家文書は、土居村庄屋兼大庄屋の文書で、争論関係を中心とする役用文書類を中心に、明治初期の第十五小区文書なども見ることができる。特に加藤嘉明治下、一柳治下の文書類は、近世初頭における宇摩地方を知る上で貴重である。
 山中家文書は、入野村庄屋の山中家に残されていたもので、近世村落における行政・貢租関係資料から明治時代の土地関係資料など多種多様にわたる。中でも、山中家当主であり、江戸中期の俳人である関トとその子の時風や、関トの妻、時風の母で女流俳人として知られる錦鳥が残した俳諧関連資料は注目される。
 真鍋家文書は、残存数が少ないが、当時における御料村の状況を知ることができる。

指定日:1992(平成4)年03月17日
所在地:土居町入野178-1

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