寛保3(1743)年、土居村大庄屋加地武兵衛命盛(俳号を呉天)が願主となって、伊太祁(いだけ)神社に奉納された歌仙表二百巻である。伊予国のみならず、阿波や讃岐を含む俳人129名から寄せられている。芭蕉五十回忌の追善の意があったと推定されるとともに、山中関トや時風らの名も見ることができ、当時の宇摩地方における俳諧の状況を知ることができる資料である。
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