宇摩郡中曽根村に生まれた今村道之進義種(1761〜1830)は、21歳から27歳にかけて狩野派の関西出店というべき京都御所の絵師、鶴沢探索に学んだ。帰郷後、周辺地域の庄屋や豪商、あるいは寺院の襖絵・屏風絵・天井画等を描いた。正規の狩野派の絵画を学び、生涯農村で絵を描いた在村狩野派絵師としては、この今村義種が全国でただ1人知られている。
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