Home
>
指定・登録文化財一覧
>
指定・登録文化財紹介
〔4-12-033〕 市指定 絵画
今村道之進 粉本類(イマムラミチノシン フンポンルイ)
宇摩郡中曽根村に生まれた今村道之進義種(1761〜1830)は、21歳から27歳にかけて狩野派の関西出店というべき京都御所の絵師、鶴沢探索に学んだ。帰郷後、周辺地域の庄屋や豪商、あるいは寺院の襖絵・屏風絵・天井画等を描いた。正規の狩野派の絵画を学び、生涯農村で絵を描いた在村狩野派絵師としては、この今村義種が全国でただ1人知られている。
義種自身の作品で現存するものは少ないが、粉本(ふんぽん)・下絵等の絵画資料を1,500点余り残している。粉本とは、絵師が手本とする原画の写しのことである。
指定日:1992(平成4)年05月01日
所在地:中曽根町1787-2
四国中央市教育委員会 文化振興課
0896-28-6043
bunka@city.shikokuchuo.ehime.jp
Cultural Heritage of S.C.
Release 2010/05/12
Update 2022/09/06
Copyright © 2004-2016 ShikokuChuoCity and n.y.f. All rights reserved.