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〔4-12-034〕  市指定 工芸品


遠山五條袈裟(トオヤマゴジョウケサ)


遠山五條袈裟  金襴錦地の五條袈裟に十色の糸を使用し、遠山と瑞雲を刺し子とした布を縫い付けている。縦51.2p、横140p、かけひも付き。
 箱書きによると、この袈裟は、「第119代光格天皇の妃である蓮観院禅尼(姉小路聰子)が、天香院殿の冥福を祈るために自らが綴った袈裟で、歴代皇室の菩提寺である京都泉涌寺住職、旭雅上人が恩師報恩のため、新長谷寺へ寄贈したものである」という。
 遠山の袈裟は、聖徳太子が着用されたと伝えられ、以来、最高位の僧のみが着用を許された袈裟である。

指定日:1992(平成4)年05月01日
所在地:寒川町3214

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