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〔4-12-037〕  市指定 典籍


紺紙金字 梵網経(コンシキンジ ボンモウキョウ)


紺紙金字 梵網経  全長888.0p、縦24.8p、軸首に宝相華を毛彫りし、表紙は紺紙金泥で秋草を上下に配し、金箔を散らしている。第90代亀山天皇皇子・慈道親王の筆で、京都山階ノ宮が寄付したものと巻末に記されている。典麗雄勁な書体と紺紙金泥、秋草霞金箔散らしの表装を有し、鎌倉時代の作と考えられる。
 山階ノ宮は勧修寺御門跡のことで、文明16年(1484)、勧修寺から新長谷寺にもたらされた経文である。慈道親王は青蓮院の御門跡となり、書道の達人として知られている。

指定日:1992(平成4)年05月01日
所在地:寒川町3214

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