文政4年(1821)に小林村庄屋西山藤助が願主となり、西山一族をあげて大規模な公募を行い、広島藩士で著名な俳人でもあった老園の選を受けた108句が献額されている。額の文字はほとんど消えてしまっていたが、後年に写されたと思われる句帳が西山家に残されていたため、概要を知ることができる。ただし1句不足、4名分は名のみで句の部分が空白となっている。すでに消えていたのであろう。それらを合わせると108句(詠者は85名)である。
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