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〔4-12-063〕  市指定 典籍


秘鈔類聚(ヒショウルイジュ)


秘鈔類聚  「秘鈔」は、仁和寺第6世守覚法親王(後白河天皇第2皇子)が、醍醐寺勝賢から小野方法流を受法し、醍醐の秘事秘訣を集大成したものである。
 いずれも縦15p余りの巻子で、「秘鈔」22巻など、計40巻現存している。書写本ほとんどの巻尾奥書には永仁元年(1293)〜正安3年(1301)の紀年銘が見られるが、1巻のみ末尾に福徳2年(1491)とあるので、この年代に書写されたと推測される。なお、福徳は私年号である。
 地方寺院の所蔵としては珍しい。

指定日:2006(平成18)年11月28日
所在地:三島宮川3丁目19-16

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