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〔4-31-003〕  市指定 有形民俗文化財


木彫神像群(石川助吉作)(モクチョウシンゾウグン(イシカワスケキチサク))


木彫神像群(石川助吉作)  市内川滝町と下川町には木彫りの神像を神棚に祀っている家が多い。その多くは恵比須像・大黒像で、まるで鉈で彫ったかのように荒々しく素朴なのが特徴である。
 作者の石川助吉は天保4年(1833)に下山村に生まれた。若い頃に修験者(山伏)の修行をし、雨乞いや病気平癒の祈祷をよく頼まれて行っていた。阿波との国境近くの山に住み、神像を彫っては家々に配って歩いたと伝えられる。地域の信仰を表すものとして、また、庶民の中の芸術として価値の高いものである。

指定日:1979(昭和54)年08月13日
所在地:川滝町・下川町ほか

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