四国中央市の文化財「素鵞神社の神楽・屋台」

〔4-32-005〕　　市指定　無形民俗文化財

素鵞神社の神楽・屋台（ｿｶﾞｼﾞﾝｼﾞｬﾉｶｸﾞﾗ･ﾔﾀｲ）

　素鵞神社の秋の祭礼の神事である。10月21日(現在は10月最終日曜日）に行われる。烏帽子姿の7人の男児が屋台に乗り込んで、笛・鼓・小胴・大胴の太鼓と鉦(かね)で神楽を奏で奉納する。また、白装束の若衆が屋台を荒々しく揺り動かしたり、伊勢音頭風の唄を唄ったりする。
　伝承では、京の公家・日野光朝が永正8年（1511)に宇摩領主としてこの地に下向してから、祇園さんとも呼ばれるこの神社の祭礼に、京の祇園神社をしのんで創始したという。

指定日：1980(昭和55)年11月03日
所在地：新宮町上山

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