四国中央市の文化財「経ヶ岡古墳跡」

〔4-41-003〕　　市指定　史跡

経ヶ岡古墳跡（ｷｮｳｶﾞｵｶｺﾌﾝｱﾄ）

　経ヶ岡は円錐形をした岡であった。四国縦貫自動車道の用地となったため、昭和57年から県埋蔵文化財調査センターが発掘調査した。
　その結果、6世紀半ばに造られた全長30ｍ、高さ5ｍの前方後円墳であることが判明した。後円部に、北向きに全長7.6ｍの横穴式石室があり、金箔の歩揺付（ほようつき）金銅冠（こんどうかん）、馬具、直刀、剣、鉄鉾、金環、須恵器等が出土した。前方部には箱式石棺があり、人骨と鉄刀が出土している。

指定日：1962(昭和37)年04月01日
所在地：下柏町乙67

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四国中央市教育委員会文化振興課
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