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〔4-41-010〕　　市指定　史跡


坂上羨鳥福生庵（ｻｶｳｴｾﾝﾁｮｳﾌｸｼｮｳｱﾝ）


坂上羨鳥福生庵 　坂上半兵衛正閑は、承応2年(1653)、中之庄村の庄屋･坂上正吉の嫡男として生まれた。坂上家は、西条藩の御用金調達方や両替も行い、鶴屋敷・亀屋敷という大邸宅を構え繁栄した。
　また、羨鳥と号し、文化に目を向けた風雅な人で、俳諧書「簾」「高根 上中下」「花橘 上下」を刊行し、日本俳諧史に大きな功績を残している。
　また、信仰心厚く、中之庄村持福寺の梵鐘、讃岐金毘羅の灯籠、萩原地蔵院の本堂をはじめ、多くの寺社に堂宇・宝物を寄進した。

指定日：1962(昭和37)年04月01日
所在地：中之庄町1407

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Cultural Heritage of S.C.