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〔4-41-016〕  市指定 史跡


小川六郎藤原祐長遺跡(オガワロクロウフジワラスケナガイセキ)


小川六郎藤原祐長遺跡  寒川町新長谷寺の裏山の尾根上に、通称「ゴジャナル」と呼ばれている土地がある。古い記録には「御前ヶ成」「御陣屋平」などど記されている。
 昭和31年12月、この土地を発掘調査したところ、東西60m・南北120mの平地で、建物の礎石や瓦などが多数発見された。布目瓦の様子から鎌倉期のものと推定され、その際、金銅製の懸仏1体も発見されている。
 『新長谷寺縁起』によると、小川六郎藤原祐長は地頭として宝治2年(1248)頃寒川に居住し、新長谷寺に観音堂を建立寄進している。

指定日:1962(昭和37)年04月01日
所在地:寒川町乙168-1


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