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〔4-41-019〕  市指定 史跡


今城宇兵衛遺跡(イマジョウウヘエイセキ)


今城宇兵衛遺跡  今城宇兵衛は享保7年(1722)、19歳で豊田村の庄屋になった。当寺の豊田村は、毎年のように起きる洪水に苦しめられていた。宇兵衛は豊田川に堤防を築くため奔走した。享保13年(1728)、堤防普請の許可が下された。大町村側492間(886m)、豊田村側362間(652m)の大工事で難航を極めたが、享保17年(1732)、ついに竣工した。
 ところが、この年は大飢饉となり、翌18年も不作となった。窮状を憂えた宇兵衛は直訴を計画したが、直前に密告されて捕らえられ、享保19年(1734)、31歳の若さで処刑されたと伝えられる。
 村人は宇兵衛の功績を長く伝え、宇兵衛の墓には今も香華の絶えることはない。

指定日:1962(昭和37)年04月01日
所在地:豊岡町豊田60


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