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〔4-41-028〕  市指定 史跡


端華の森古墳(タンガノモリコフン)


端華の森古墳  この場所には、「端華の森」と呼ばれる塚があったが、近代に開墾されて農地となっていた。平成元年、農道工事のため市教育委員会が発掘調査した結果、いずれも天井石等は失われているが、2基の横穴式石室が確認された。
 1号石室は、両袖式胴張り型の横穴式石室で、全長9.0m、羨道入口は西向き、玄室内部には高さ0.6m、幅3.0mの石壇が造られていた。6世紀末頃の築造と推定された。1号石室の南に接して発見された2号石室は、全長4.2m、羨道部が南に面し、玄室は川原石の小口積み、片袖式胴張り型で、1号石室と同じ墳丘内に築造されている。
 平成6年、発掘された石室の保存のため、端華の森古墳館が建設された。

指定日:1990(平成2)年07月01日
所在地:上柏町817


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