中山琴主は最晩年、郷里である天満村へ戻り、出雲神ゆかりの氏神である天王宮(明治時代に八雲神社と改める)を崇拝し、青風山に聖地を営み、楽神とされる青風大明神や大田大明神を迎え奉るなど、信心に余生を捧げた。また、道や橋など村の整備にも尽力した。明治13年9月18日に78歳の生涯をとじた琴主は、青風山の北側の岡に葬られ、そこには自然石の墓標が建てられている。
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