上野村庄屋河端家は、幕末期には大庄屋格として宇摩・新居両郡御預所において重要な役割を果たした。その屋敷は山麓台地の広大な付属地に周到な設計をもって建てられたもので、綿密な縄張りをした石塁を築き、北面して長屋門の正門を設け、倉庫、住宅、お成り書院等が配されていたことが残された文政11年(1828)の図面からわかる。
四国中央市教育委員会
文化・スポーツ振興課
0896-28-6043
bunkazai@city.shikokuchuo.ehime.jp
Cultural Heritage of S.C.