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〔4-41-030〕  市指定 史跡


上野村(西組)庄屋河端家屋敷構え(ウエノムラ(ニシグミ)ショウヤカワバタケヤシキガマエ)


上野村(西組)庄屋河端家屋敷構え  上野村庄屋河端家は、幕末期には大庄屋格として宇摩・新居両郡御預所において重要な役割を果たした。その屋敷は山麓台地の広大な付属地に周到な設計をもって建てられたもので、綿密な縄張りをした石塁を築き、北面して長屋門の正門を設け、倉庫、住宅、お成り書院等が配されていたことが残された文政11年(1828)の図面からわかる。
 現在の住宅部分は明治初期に改築されたものであるが、礎石等はそのまま多く残されている。縄張りにはかなり思想的な配慮がなされたと見え、特に乾隅の石塁には重視された形跡が見られる。 

指定日:1994(平成6)年07月29日
所在地:土居町上野3641


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