四国中央市の文化財「荒神の森」

〔4-43-001〕　　市指定　天然記念物

荒神の森（ｺｳｼﾞﾝﾉﾓﾘ）

　荒神の森は、温帯性広葉樹のホルトノキを主とするクスノキやエノキをはじめ、数百種類の植物が自生している数少ない照葉樹林である。特に四国では、この森以外に生育していないという「フートカズラ」が繁茂し、植物学上貴重な森である。
　森の中には荒神社が祀られ、大谷川の水が、この森に伏流水として湧き出している。この泉は福生水とよばれ、中之庄・具定町の人々の生活用水や農業用水として利用されてきた。清らかな水は、今も住民の誇りとして親しまれている。

指定日：1962(昭和37)年04月01日
所在地：中之庄町1187

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四国中央市教育委員会文化振興課
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Cultural Heritage of S.C.